ブドウの話
2016/11/01
10月のある日、ペンション村「ワインパーティー」の下調べのため東御市の数軒のワイナリーを訪れました。まだ収穫されていない葡萄が少し残っていました。そのブドウをよく見ると傷んでいるところが少なからずあるのです。この葡萄を収穫し枝や傷んでいるのを選別する作業は相当大変な仕事であることは想像に難くありません。春からここまで育てたブドウがどんなワインになるのか、ここで失敗したら、これまでの苦労が泡になるのです。どんな仕事にも言えることですが、いまさらながらワイン作りの大変さを思い起こさせてくれました。
国産ワイン、とりわけ長野県産のワインの品質向上は目を見張るものがあります。ただ、まだちょっと値段が高い…。リトルフットでは数点置いてあります。

日本人がNZで作った逸品
2016/10/11
NZのマールボロでワインを作っている日本人がいます。名前は「木村」さん。詳しい経歴はまだ調べていませんが、彼の作ったワインが素晴らしかったので急遽お知らせしたくなりました。
キムラ・セラーズ・ソーヴィニヨン・ブラン2016
葡萄の香りと味がストレートに味わえるのです。ちょっと間違うと安っぽいジュースのようになってしまうところをぐっと踏みとどまっているところがすごいです。何せ今年収穫した葡萄で造ったのですから…。1本だけご提供いたします。(5000円)

きのことワイン
2016/09/19
先週末はきのこがたくさん手に入り、お客様にもたくさんお出しすることができました。お客様が和えった後、残ったきのこで料理を作りました。サマツとクロカワのソテーに数種類のシメジのピラフ、どちらもキノコの風味が楽しめるものでした。
ワインはG・ベルトランの
エーグル・ロワイヤル・ピノ・ノワール2014
(ラングドックIGP)
ラングドックのピノ・ノワールはちょっと珍しいですね。ブルゴーニュに引けを取らない品質に高さを感じます。ピノ・ファンにはたまりません。きのことの相性もぴったりでした。

パッソピシャーロ2011
2016/08/24
もう5年も前の話になりますが・・・。妻と京都を旅行中とあるワインバーに入りました。そこで初めて飲んだのがこの「パッソピシャーロ2007」(イタリア・シチリア)でした。店の雰囲気もありますが、とても優しい味わいのまるで上質のピノ・ノワールのようでした。(葡萄は固有種ネレッロ・マスカレーゼ)そのワインをまた手に入れることができました。今回は2011になりますが、やっぱり美味しかったです。
パッソ・ピシャーロ2011(シチリアIGT)
値段は5年前よりかなり高くなっています。
リトルフット価格8000円是非お試し下さい。
※このワインバーを気になった方はお電話ください。


ザ・プリズナーの第4弾です。
2016/06/26
ナパバレーのプリズナー・ワイン・カンパニーからリリースされたこのワイン、今までとはちょっと風合いが違うようです。
ソーン2013(プリズナー・ワイン・カンパニー)
メルローとシラーとマルベックのブレンド。これだけでも濃いなと思わせてしまいます。飲んでみてもやっぱり濃いんです。ただ、ほかのプリズナーたちより果実味などは感じません。その代り、まったり感は深いですね。ただし、飲み続けても飲み疲れしないのはさすがです。
濃厚なワインが好きな方、いかがですか。
リトルフット価格6000円です。

サクラアワード
2016/05/28
シャトー・ブティス2013(ボルドー・サンテミリオン・グラン・クリュ)
ちょっと気になるワインです。というのは、実は「サクラ・アワード」(Japan Wemen's Wine Awards)というワインコンクールでダブルゴールドメダルを受賞したワインなのです。日本の女性のみが審査員というちょとお変わったコンクールなのですが・・・。味はというと、始めしっかりとしたタンニンが少しずつ角が取れていく感じが私の好みでありました。「○○コンクール受賞」というコピーに踊らされるのは嫌ですが、かなり高品質のワインであることは確かです。(リトルフット価格5500円)

金ぴかブルゴーニュはいかが
2016/05/24
久しぶりに飲みました。以前、あるインポーターから定期的に仕入れていたのですが、ここ数年間途絶えていました。ご覧のような「金ぴか」の派手なエチケットです。少し濃い目のブルゴーニュ、こんなピノ・ノワールもたまにはいいなと思えます。
ブルゴーニュ・ルージュ・レ・ボン・バトン2012フィリップ・ルクレール(AOCブルゴーニュ リトルフット価格3900円)
ピノ・ノワールは「軽い!」と思っているあなた、是非お試し下さい。

お魚料理とマッチング
2016/04/13
春になると妙に魚が食べたくなります。諏訪にある魚屋さんで選んだのが、イサキ(アクアパッツァに)、カツオ(漬けに)、そしてホタルイカ(茹でて)。和洋取り混ぜての魚のオンパレードでした。
合わせたのは
トリッテンハイマー・リースリング・カビネット2013(モーゼル リトルフット価格4500円)
しっかちとした酸味にさわやかな甘さが溶け合って取り合わせは申し分ありませんでした。シャルドネやソーヴィ二ヨン・ブランのような辛口の白だけが魚に合うとは限らないのですね。先入観なしにワインと付き合うのがいいのかもしれません。次は甘〜いワインを紹介します。

南仏の高品質ワイン
2016/02/25
ラ・フォルジュ2004 G・ベルトラン
(ラングドック/コルビエールAOC)
「フランスワイン産地の中で、ラングドックほど品質面で進化を遂げた産地はない。」と言われるまでに急成長を遂げたラングドックで、いま最も注目されているのがジェラール・ベルトラン。彼は高品質の葡萄からワインを作る。そして何よりもボリューム、渋み、香りなどのバランスがいいのです。濃密だけれどきちんと果実味を残します。(カリニャン50%、シラー50%)市場価格は6000〜9000円相談に乗ります。
※ベルトランの2000円台のワインはお薦めできません。

久しぶりのリオハ・ワイン
2016/01/26
久しぶりにスペインのリオハ・ワインを飲みました。
マカン・クラシコ 2011
よくこなれていてバランスのいいワインです。誰が飲んでも「おいしいワインですね」と言ってくれるワインだと思います。ただ、これってボルドー?と思わせてしまうんです。リオハ特有のスパイシーさが隠れてしまってちょっと寂しい気がしました。でも、ボルドーと価格を比較したらこっちのほうがコスパはいいですよ。
在庫は2本(リトルフット価格7000円)

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